いよいよ、やってきます!
そうです、アメリカでの大イベントの一つが、このHalloween です。
これは。毎年10月31日に行われる国民的行事です。
それが、どんどん民間に広まっていったんです。
ですから、アメリカというより、元来、ヨーロッパのお祭りです。
で、どうして仮装するのかというと、その夜に死者の霊や精霊たちがやってきて人間を死者の国へと連れて行ってしまうとされていたんです(日本のお盆に似ていますね)。
そこで、魔よけの焚き火(Jack-o'-lanternの由来)をして、人間だと分からないようにモンスターに変装するんです。
キッズたちは、「trick or treat」と言いながら、お菓子(時には、お金)を貰いに家々を周ります。
それが夕方です。まぁ、第一部といったところでしょう。
でも、本番はこれから。(*^▽^*)
夜になれば、大人たちの出番です!
第二部の始まりですね。
実は、子どもよりも大人の方が熱狂的です。
中には、ハリウッドのFX(特殊効果)なみのクオリティの仮装もかなり見受けられます。
そういった大人たちが、夜にパレードします。
これは絶対に一度は見るべきです!
このパレードを見ずして、アメリカ人の国民性を理解することなんてできませんっ!(^_-)
では、どれほどこのHalloweenが人気なのかというと・・・
僕の友人がHalloweenの貸衣装のお店をやっていました。
そこでは、1年の収入の95%を、Halloween で稼ぐらしいです。
驚きなのは、人気の衣装が、10年先まで予約でいっぱいだとか、その収入だけで家を買ったとか、日本では決して想像も出来ないことです。(;゜(エ)゜)
Halloween は、りっぱな大人のお祭りです。
みなさんも今年からHalloweenではじけてみてはいかがですか?(^_-)
Trick or treat!
2 コメント:
日本人留学生がハロウィンで訪問した民家で殺されたのをまだ覚えています。朝日新聞にも載りました。殺人事件が起きるような祭り?をよくも続けられるものかと思います。
匿名さん、
コメントありがとうございます。
僕もあの悲劇は覚えています。
確かに悲しい事件です。
しかしながら、あの事件は、ハロウィンのお祭りが悪いのではなく、アメリカの銃社会での現状が原因です。
日本のお祭りでも、山車や神輿に轢かれたり、人波に踏みつけられたりして、参加者に高度障害が残ったり、命を落としてしまうケースもあります。そういった意味では、ハロウィンよりも危険度の高い多くの祭りが日本にはあります。
自動車免許があれば、誰でも簡単に銃を手に入れることができる社会と、一度、銃を手にしてしまうと容易にそれに頼ってしまおうとする人間の弱さとが絡み合って起こった悲劇が、あの事件です。
いずれにせよ、こんな悲劇は二度とあってはならないですね。
ーS
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